村田 祐一(金沢市・むらた小児科)
原発人災による甲状腺がんの多発における情報隠蔽の後遺症?でしょうか。
コロナ禍でも個人情報保護のもと情報が多く隠されています。
毎日発表される死亡者数と患者数だけからは実態が良く見えません。
山中先生はPCR検査が少なければ、見かけの患者数も少ないのは当然だと指摘されています。
現場の医師としては
お亡くなりになった方の背景(持病が何だったか?)だけでも判ると一般患者さんへのアドバイスの仕方がより深くなります。
年齢だけでは不安になるだけです。
例えば若くして亡くなられると「明日は我が身か」と恐れ、基礎疾患があれば、心構えができ、納得、少し安心できる。
60歳以上の多くの開業医としても基礎疾患の有無が判ると身構え方が違ってきます。
もう一つ、敵コロナ=患者さんの生活圏を知ることで飛んでくる弾丸の方向が判り対応しやすくなります。
現在の状況は防具は工夫して教えあい、手作りで対応していますが、竹槍でステルス戦闘機と戦っているようなものです。
恐る恐る不足する防具を使い回しして使用するので、感染症に割く時間は限られてきます。いつも緊張では精神が持ちません。
保健所など関係部署の方々は毎日大変な思いでお仕事をなさっている事、頭が下がります。
伝えたい情報やもっと有効な対策もしたいが上からの指示で忸怩たる気持ちだとお察しします。
政府はもっと情報公開をして民間の力を活用して欲しいものです。指揮官は限りある資源を数か所に重点配備して対応してほしい。
国々の対応を比較すると情報公開、PCRで感染者を洗い出して対策している国の方が死者が少ないようです。
コロナで詳しい情報公開すると、遡って甲状腺がんの情報公開に波及することを恐れているのだろうか?
「もりかけ さくら」にも影響が及ぶものな~
2020年4月28日記
タイトル:「見ているよ!」
安倍政権の悪事?でしょうか