<取材こぼれ話>
在宅診療所の医師や看護師さんと一緒にご自宅を訪問すると、摂食や呼吸に問題をかかえていたり、身体が突っ張ってしまって日々も過ごすことにも困ってしまっているお子さんたちとお会いするそうです。「どんな姿勢にすれば呼吸が落ち着くのだろう」「食べやすい姿勢ってどんな姿勢だろう」ということを親御さん、医療職の方、そして補装具の業者であるチェアラボ金沢の松田さんで相談、悩み、考えを出し合い、形にしていくこと試みがスタートしています。こういった取り組みは早くても1か月、長ければ3~4か月の取り組みになるそうです。「相談当初は悩みが多い印象だったご家族さんたちが、笑顔で楽しくこれからの見通しをお話しされるようになったのが印象的ですし嬉しい」と、松田さんはシーティング専門のチェアラボ金沢をスタートさせたことに手ごたえを感じ始めています。
