政府は、今国会に75歳以上の医療費窓口負担 2 割導入を含む負担増法案を提出しました。負担増の対象は年収200万円以上(単身世帯の場合)で約370万人に影響が及ぶと推計されています。
高齢になるほど収入が減少する一方、疾病を多く抱えます。75歳以上の高齢者の窓口負担額は、原則1割負担の今でも現役世代(30〜39歳)に比べて 4 〜 6 倍にもなります。さらに新型コロナウイルス感染症の影響で経済状況が不安定なこのような時に、窓口負担を引き上げるのは、受診控えに追い打ちをかける政策です。
保団連はじめ全国の保険医協会では75歳以上の窓口負担 2 割導入を阻止するべく、署名運動を行っていますが、同時にWEB署名にも取り組んでいます。 Web署名は「国会請願」の扱いにはなりませんが、 世論を盛り上げるためにぜひご協力ください。

WEB署名「75歳以上の医療費窓口負担2割化撤回を求める」