自宅向かいの田んぼでは、冬になると残った落ち穂を探している鳥を見かけます。
ある日、「ヒッ、ヒッ…」という甲高い鳴き声。2階の窓からそっと覗くと、ちょうど真下に冬の渡り鳥・ジョウビタキの雄がいました。
家や車の中からの観察は、人間の姿が見えないため、鳥も警戒せずにいてくれることが多いのですが、シャッターを切る音に気づいたのか、ぱちりと目が合いました。
窓越しなのになんと敏感なことか。邪魔してごめんね。

(写真・文:事務局 長浦久実)