「紅白の鏡餅」が石川県だけだと知ったとき。
それは「当たり前」が「むしろマイナー」という衝撃を受けたとき。

県外出身の友人たちに囲まれた大学時代には、「めった汁?ああ、豚汁みたいなものだよ。えっ、1題目2題目が通じない…?(曲の1番2番の意)」という大小様々な驚きを波乗りしましたが、私的ビッグウェーブは「もみじこ」が通じなかったとき。
だって、スーパーでも「もみじこ」のラベルを貼られて売っていたんです。
(※「もみじこ」とは「たらこ」のことです)

(写真・文:事務局 長浦久実/写真は近江町市場)