石川県保険医協会では、「2023年度学校健診後治療調査」として、石川県内の小学校、中学校高等学校、特区別支援学校353校(分校、分室除く調査当時の数)に調査協力依頼を行い、96校(27.2%)からご協力をいただき、とりまとめを行いました。
そして、6月27日(木)には、調査結果を元に記者発表会を実施しました。
発表では、調査結果より県内の児童・生徒の未受診率の現状と未受診に至る背景、また例年との違いとして、子どもたちをめぐるスマホ・ネット依存の問題等について、診療科別に三宅靖会長、大川義弘副会長、平田米里副会長、牛村繁理事から報告しました。
健診・検査で受診が必要とされたにも関わらず未受診だった児童・生徒の割合は歯科健診42.4%、眼科健診44.0%、視力検査52.0%、耳鼻科健診38.5%、聴力検査26.2%、内科健診40.5%となりました。保険医協会としてはこれからも継続的な調査の取組や各関係機関との連携など、問題解決に向けて良い一層の取組を展開したいと考えております。(アンケート結果は下の「ダウンロード」ボタンからご覧頂けます。)。
この模様は地元マスコミにも取り上げられ、反響が寄せられています。会員の皆様、今回アンケートに協力いただいた県内の小学校、中学校、高等学校および特別支援学校の皆様については、改めてお礼申し上げます。また、以下インターネット上で閲覧できる記事を紹介しますのでご覧ください(掲載期間の都合でリンク切れになることもあります。予めご了承ください)。