<講演会の概要>
テーマ 訪問診療での歯科感染対策のポイント~コロナ禍を踏まえた歯科の関わり~
講 師 長谷 剛志 氏(公立能登総合病院 口腔外科部長)
と き 2021年12月18日(土)19:00~20:00
ところ オンライン会議システム(Zoomミーティング)および保険医協会会議室
対 象 保険医協会会員医療機関の歯科医師・スタッフ
定 員 Zoom50人、会議室6人
参加費 無料
※本講演会受講者のうち、希望者の方に、「歯科初診料の注1」等の施設基準要件に規定される「院内感染防止対策に係る研修」の修了証を発行いたします。発行希望の方は、チラシ裏面の注意事項をよくお読みの上、お申込みください。注意事項をお守りいただけない場合は、いかなる理由があっても修了証を発行できませんので、その点ご承知おきください。
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長谷剛志先生のご紹介
〇ご所属
公立能登総合病院 歯科口腔外科 部長
金沢大学大学院医薬保健学総合研究科外科系医学領域 顎顔面口腔外科学分野 非常勤講師
〇ご学歴・ご職歴
2001年:北海道医療大学 歯学部 卒業
2006年:金沢大学大学院 医学系研究科 修了 医学博士
2009年:公立能登総合病院 歯科口腔外科 医長
2015年:同 部長
〇その他ご役職
・金沢大学大学院医薬保健学総合研究科 外科系医学領域顎顔面口腔外科学分野
非常勤講師
・琉球大学大学院医学研究科 顎顔面口腔機能再建学講座 非常勤講師
・「食力の会」代表
・市立輪島病院 歯科口腔外科 非常勤医師
・石川県立田鶴浜高校 衛生看護科 非常勤講師
〇資格
日本口腔外科学会 専門医
日本口腔科学会 専門医・指導医
日本老年歯科医学会 専門医・指導医
日本老年歯科医学会 摂食機能療法専門歯科医師
〇受賞歴
2001年:デンツプライ賞
2006年:日本口腔腫瘍学会 学会賞
2007年:日本口腔科学会 優秀論文賞
2015年:全国国保地域医療学会 優秀研究賞
2019年:日本口腔科学会 学会賞 など
〇特許申請
特開2016-152838 咽頭ケア器具 喀痰吸引チューブ「からめと~る」
特許第6901724号 食事観察サポートソフト「い~とみる」
〇ご著書
1. オーラルマネジメントの実務;(共著)日総研出版:60-71,2010
2. 知っておきたい!摂食・嚥下評価と治療の進歩;MB Med Reha No.167 全日本病院出版会:48-55,2014
3. シニア世代のお口を守り健康長寿に導くプロをめざそう;DH style 増刊号 8(104) デンタルダイヤモンド社:84-95,2014
4. 家族でもできるリハビリテーション -リハ医が行う家族指導のポイント-; J. of Clinical Rehabilitation 26巻2号 医歯薬出版:179-183,2017
5. 介護予防最前線! 高齢者の食の変化に注意しよう; vol.41 no.2 月刊「歯科衛生士」2017年OVER65特集 クインテッセンス出版:76-88,2017
6. 必ず役立つ介護食: (監修) 北國新聞社
7. 食べるを導く評価&診療;vol.34(8) 月刊DENTAL DIAMOND6月号 デンタルダイヤモンド社:42-58,2018
8. 「かにや白えび」の関係から食べる力を導く!?;vol132(7) 臨床栄養6月号 医歯薬出版:926-927,2018
9. 超高齢社会における歯科衛生士の道しるべ;vol(8) デンタルハイジーン8月号 医歯薬出版:914-915,2018
10. 歯科衛生士のための病院における医科歯科連携・口腔機能管理マニュアル;
(共著)医歯薬出版:86-99, 174-178,2019
11.食べる力を失わせない ―食事場面を見て抱える問題がわかる―;
クインテッセンス出版 2019年
12. 訪問診療での歯科臨床(共著);医歯薬出版 2020年
13. 終末期の肺炎(共著);南山堂 2020年
〇原著論文
1. 長谷剛志,能崎晋一,田中 彰,川尻秀一,中川清昌,山本悦秀
頬粘膜部に生じた停滞型粘液嚢胞の1例:日本口腔科学会誌,52(2):73~75,2003.
2. 長谷剛志,川尻秀一,田中 彰,能崎晋一,喜多万紀子,野口夏代,加藤広禄,中谷弘光,中川清昌,山本悦秀
口腔扁平上皮癌組織におけるFGF-2発現に関する免疫組織化学的検討, 日本口腔腫瘍学会誌16(1):13~18,2004.
3. 長谷剛志,川尻秀一,田中 彰,能崎晋一,野口夏代,加藤広禄,中谷弘光,大原照比佐,中川清昌,山本悦秀
In vitro浸潤系における口腔扁平上皮癌と線維芽細胞の相互作用に関与するFGF-2の役割, 日本口腔腫瘍学会誌17(2):105~114,2004.
4. Takashi Hase, Shuichi Kawashiri, Akira Tanaka, Shinichi Nozaki,
Natsuyo Noguchi, Koroku Kato, Hiromitsu Nakaya, Kiyomasa Nakagawa
Correlation of basic fibroblast growth factor expression with the invasion and the prognosis of oral squamous cell carcinoma :Journal of Oral Pathology & Medicine, 35(4):2006.
5. Takashi Hase, Shuichi Kawashiri, Akira Tanaka, Shinichi Nozaki,
Natsuyo Noguchi, Koroku Kato, Hiromitsu Nakaya, Kiyomasa Nakagawa, Etsuhide Yamamoto
Fibroblast growth factor-2 accelerates invasion of oral squamous cell carcinoma :Oral Science International, 3(1):2006.
6. 長谷剛志. 歯科治療恐怖症患者にプロビジョナルレストレーションと行動療法を応用した1例. 日本歯科心身医学会雑誌22(2):88~93, 2007.
7. 長谷剛志,寺井功一,堂ケ崎裕美,島本寛子
上顎欠損による咀嚼・嚥下・発音障害に弾性オブチュレータを適応した1例.
公立能登総合病院医療雑誌20:9~12,2009.
8. 長谷剛志、川尻秀一、田中 彰、加藤広禄、中川清昌、山本悦秀
口蓋腺由来の腺房細胞癌の1例.
日本口腔外科学会雑誌56(6):357-360,2010.
9. 長谷剛志.食行動の発達と減退からみた口腔機能の変化―摂食嚥下障害のメカニズムを考える―. 日本食生活学会誌 25(4):231-235, 2015.
10. 長谷剛志. 認知症高齢者の拒食が契機となり発見された顔面異物の1例.
石歯学報: 4号:2-5, 2017.
11. Hase T, Miura Y, Nakagami G, Okamoto S, Sanada H, Sugama J.
Food bolus-forming ability predicts incidence of aspiration pneumonia in nursing home older adults: a prospective observational study. J Oral Rehabil. 2019 Jul 12.
その他多数
〇社会貢献
・平成23年度
厚生労働科学研究費補助金 長寿科学総合研究事業
「在宅療養中の胃瘻患者に対する摂食・嚥下リハビリテーション」に関する総合的研究
・平成25年度
厚生労働科学研究費補助金 地域医療基盤開発推進研究事業
「嚥下遠隔指導システムの開発への取り組み」に関する研究
・平成26年度
独立行政法人福祉医療機構補助金 在宅移行支援事業
「退院する高齢・障害者の在宅移行推進事業」
・平成27年度
「在宅高齢者の口から食べる楽しみの支援の在り方に関する調査研究事業
・平成29年度
老人保健事業推進費等補助金 老人保健健康増進等事業
「摂食嚥下機能低下者への介護保険施設等における食事提供及び退院退所時等における連携の実態等、嚥下調整食の提供のあり方に関する調査研究事業」
・平成29年度
日本看護科学学会
摂食嚥下時誤嚥・残留アセスメントに関する看護ケアガイドライン作成委員
・平成 30 年度
厚生労働科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)
「地域包括ケアシステムにおける効果的な訪問歯科診療の提供体制等の確立のための研究」