濱田 久(かほく市・浜田歯科クリニック)

 今日、ネットのニュースで上記の話題があり、4月6日づけの厚労省文書が確認できました。他院と同様当院でも、歯科医はもとより歯石除去に当たる歯科衛生士には、マスク、ゴーグル、グローブを以前からつけてもらっていましたが、このところのコロナウィルスの蔓延で、介助のスタッフや受付にも、マスク、グローブだけでなくゴーグルも常時つけるようにし、待合室前の玄関には、患者さんの手指の消毒用アルコールポンプを設置し、歯科用ユニットに座った患者さん全てに最初にイソジンでのうがいをしていただいてから、診療に移行するようにしてみました(ヨードにアレルギーのある方には他の含嗽剤を)。
 眼前の課題だけでなく、後ろからも鉄砲玉が飛んでくる歯科医療。民間ニュースの取り上げ方は、まるで「歯科医院に行くな」と云わんばかりで、いつもの事ながら歯科医療の重要性には、あまり関心がないように見受けられる。今、誰もが恐怖や不安に取りつかれている。私達は腐らず、とりあえず今、できることを探してやっていくしかないのだろう。幸いイソジンはまだ市中でも販売されている(買い占めないでね)。患者さんもこのご時世だからか、意外と自然に受け入れられている。“”おすすめ”ではないだろうか。

2020年4月9日記